事業紹介

WORK

水中土木、海洋土木 とは

全国対応可
港湾工事・護岸工事・潜水工事の専門家
「株式会社嶺北潜水」

港湾工事や護岸工事、海洋調査などの海洋土木は、これからますます社会に必要とされる重要な工事のひとつに数えられます。
今後の社会発展にともない海洋土木工事の需要は高まることが見込まれており、社会の要請に応え続けることが私どもの使命だと考えています。
福井県をはじめ石川県や富山県など全国各地で承っておりますので、新規ご依頼は熟練の港湾潜水士が集う弊社まで、ぜひお任せください。
これからも研鑽を積み、海洋土木工事を通して社会に貢献してまいります。

◆対応範囲
作業可能水域:海、河川、池、ダム

様々な事でお悩みの方
  • 岸壁や桟橋をつくりたいけどこの環境で技術的にできる?
  • ちょっとした測量や施工、補修もしてもらえる?
  • 水中の溶接ができる業者探しに悩んでいる

捨石均し工事

潜水士の手作業

防波堤、物揚場、護岸、河川などあらゆる基礎部には、構造物(ケーソン、方塊、場所打コンクリート、橋台)等を設置する強固な土台が必要です。そこに使用される石材を海中で均すのは、潜水士の手作業。浮動沈下の抑止には熟練の技術が要求され、均し精度向上には相応の時間が必要です。
石材の投入状況次第で所要時間が大きく左右されるため、当社では投入調整を潜水オレンジバケットで実施し、時間的な余裕の確保に努めています。

ブロック据付、漁礁据付

鉄筋コンクリートでできた箱型の建造物

防波堤、岸壁、物揚場、護岸、河川等において構造物(消波ブロック、漁礁、ケーソン、方塊)等の水中での据付工事を行っています。
水中にいる潜水士との連携が欠かせません。
潜水士と連携をとって数cm単位で据付を行っていくので、繊細な作業が求められます。

◆据付工事施工例
ブロックの据付け、漁礁据付、ケーソンの据付け、流量計の設置、ゲートの設置など

水中溶接、切断業

豊富な現場経験で技術を身につけたスタッフが、 スムーズで高品質な水中溶接工事を実現

水中の現場では、溶接と切断の作業が行われる場合もあります。
さまざまな水中工事で活躍するのが水中切断工です。
技術と機械の進化により、海上または海中における建設現場においても、
溶接・切断は必要不可欠な作業です。
例えば、水中構造物の組み立ての際に空ける、ボルト穴の切断や本船のプロペラの切断、
また低水護岸工事完成後の締め切り鋼矢板の水中切断などといった現場が対象です。

◆水中溶接工事施工例
締め切り鋼矢板の水中切断、立坑内に推進機の鏡切断、ブレスやH鋼杭の水中切断
ボルト穴の切断、方塊や沈睡等の吊り環の切断、船のプロペラの切断

水中型枠、コンクリート打設

水中コンクリートの施工方法は、トレミー工法とコンクリートポンプ工法

水中型枠とは、水中でコンクリートを流し込むための型枠工事です。
水中でコンクリートを打設すると、材料が分離してしまうため、このようなケースでは分離を防ぐために特殊な混和材を用いることが多くなります。
分離を防ぐために特殊な混和材を使用したコンクリートは、「水中不分離コンクリート」と呼ばれることがあります。
コンクリートは水セメント比が大変重要になりますし、そのバランスが崩れるとコンクリート自体の強度に影響しますので、水中での施工は極力避けるのが望ましいのです。

浚渫工事

大型の船でも安全に向きを変えたりできるように、十分な水深を確保

水中に堆積した土砂等の浚渫をおこないます。
土砂をすくう方法には種類があり、ポンプ浚渫とグラブ浚渫の2種類があります。
ポンプ浚渫は、船の前方にあるカッターで土砂を切り崩して吸水管で土砂を吸い上げる方法です。
吸い上げた土砂は、畝の後ろにある排水管を通って埋立地に運び込まれます。
グラブ浚渫は、海底の土砂をつかみ取って掘り下げる方法です。
海底が固い場合や狭い場所を浚渫したい時はグラブ浚渫が適しています。

水中調査

あらゆる調査に対応

植生調査、資源量調査、漁礁追跡調査、ビデオ撮影等、あらゆる環境調査に対応し、あらかじめ水中の状況を潜水調査し調査結果をもとに施工方針を検討していきます。

できる事
  • 観測機設置
  • (ダム・港湾・水門・川)などの点検、保守、メンテナンス
  • 水中水上(ビデオ、写真)撮影
  • 水質、地質、水位、波高調査  etc