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海底調査の1つ!音響測深ってどんなもの?

こんにちは! 福井県坂井市を拠点に、大阪府や兵庫県など全国各地で潜水調査工事・水中溶接切断・海底ケーブル敷設を手掛ける、株式会社嶺北潜水です。
海底調査は海の深さや海底の物質などを調べるために行われます。
調査の方法は多岐にわたり、音波を利用して海の深さを調べるといった方法もございます。
今回は、音波を利用した方法「音響測深」の種類の一部をご紹介いたします!

シングルビーム音響測深


船が構想しながら真下に向けて超音波を発射し、海底からの反射音を連続的に記録紙などに記録する方式です。
得られた記録をもとに海底地形の等深線を描画するとなった場合、隣り合う側線と側線の間の地形は想像で描くことになります。
ゆえに正確な等深線が求められる場合には、後述のマルチビーム音響測深という方式が採用されます。

マルチビーム音響測深

方式としてはシングルビーム音響測深とほぼ同じですが、使用される音波が違います。
指向角が左右に広い音波を発射して、船の左右方向の水深も同時に測量します。
かつてこの方式で使用される送受波器はとても大掛かりなもので、船底に装備するのが一般的でした。
ゆえに小型船による測量はできないものとされておりました。
しかし、技術の進歩によって小型化が進み、近年ではポータブル式のマルチビーム測探機が開発されております。

多素子音響測深

船の両舷に長いブーム(竿)を伸ばし、それに音響測深の送受波器を適当な間隔にセットして一度に多数のデータを得る方式です。
港湾などの浅い海域における航路障害物を見つける際に採用されます。

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